１９２３年９月１日、関東大震災で１０万５千人が亡くなり、横網町公園付近（旧陸軍被服廠跡）では３万８千人が焼死しました。２０１３年９月、関東大震災９０年の節目に、首都直下や房総沖、南海トラフなど次の大地震が切迫する中、関東大震災の教訓―防災と復興―を学び、伝え、啓発していくために、震災復興の祈念公園で東京都慰霊堂のある都立横網町公園において「第一回首都防災ウィーク」を開催しました。以来、コロナ禍での第八回（２０２０年９月）まで、当法人が主体となり、地元高校生、町会、学識経験者、市民団体、ＮＰＯなどと協働して首都防災ウィークを開催し、防災と復興の啓発に大きな成果を挙げました。
この成果を更に発展させ、コロナ禍でもオンライン・イベントの枠組みで全国からの参加者も得て、第九回首都防災ウィークを開催し、東京の事前復興―地域協働復興―を啓発する大きな一歩にしていく、首都圏の住民が主体となって取り組むイベントです。