防災フォーラム「シティコン海底山脈」
防災フォーラム「シティコン海底山脈」 8/24㊐ 13:00~17:00
フォーラムⅠ【マンションの盲点──停電、断水、“使えないトイレ”】
大地震で、断水や停電が起きる可能性があります。
普段は快適なマンションがとんでもない事態になります。
特に、トイレが使えるかどうか?
「もしも」への備えを、マンショントイレ問題の第一人者がお話しします。
フォーラムⅡ【耐震補強・防災の基本は耐震補強と家具の固定】
30年前の阪神淡路大震災の冷厳な教訓は、家が壊れれば人が死ぬということでした。
直接死の大半が胸を圧迫されての窒息、打撲、挫滅などでした。
焼死された方も、家具に挟まれていなければ逃げることができました。
新耐震だからと言って、安心はできません。
フォーラムⅢ【明日をつくろう! 「シティコン海底山脈」の深堀り】
~都市の廃材が海の命をはぐくむ「シティコン海底山脈」
首都防災ウィークの最終日、「防災のその先」を見据えた構想が語られる。都市で出るコンクリート廃材(シティコン)を海底に沈め、小さな山を築く。その山がプランクトンを育て、魚を呼び、海の生産力を高めていく。荒唐無稽に聞こえるかもしれないが、科学と行政、市民の力が集まれば、実現可能な近未来だ。
首都直下地震が起これば、膨大なコンクリートがれき(コンガラ)が一気に発生する。
首都機能は麻痺し、復興は長期にわたって妨げられる。行き場のない、「厄介者」とされてきた廃材を、いのちを育む資源へと変える構想が、「シティコン海底山脈」だ。
開会式のハイレベルセッションを踏まえ、この問題を深掘りし、今年こそ実現したい。