第九回首都防災ウィーク(概要)
第九回首都防災ウィーク・概要
テーマ:首都の事前復興を考える
「関東大震災百年」まであと二年。迫り来る首都直下地震の脅威を広く伝え、事前防災と復興の担い手が地域に留まって復興に向かうために、東京都は被災地を借り上げる「時限的市街地」を提案してきました。その用地を迅速に確保し、地域協働復興を目指す、新たなガレキ処理を提案します。
会期・会場
会 期:8月28日(土)~9月5日(日)
会 場:東京都立横網町公園・慰霊堂(〒130-0015 東京都墨田区横網2丁目3−25)
JR両国駅から西口より徒歩10分
都営地下鉄大江戸線両国駅(江戸東京博物館前)下車A1出口より徒歩2分
都営バス 石原一丁目停留所下車 徒歩1分
イベントの趣旨
2021年9月1日(水)を挟む9日間(8月28日㊏~9月5日㊐)を「第九回首都防災ウィーク」PART1とし、全国最大の防災・復興イベントを開催します。 一過性のイベントでなく、実現性の高い事前復興、地域協働復興に資するため、次の諸点に配意します。
- 首都の早期復興と復興まちづくりの切り札として東京都が掲げている “被災地の土地を5年間有料で借上げ仮設住宅や商店街などを整備し、被災地に留まりながら都民が復興まちづくりを推進する「時限的市街地」の形成” の最初の課題が、コンガラ問題(六千万トンのコンクリートガラ(瓦礫)問題)によって被災地の活用が困難になることであり、その解決手法を提案します。
- 時間と経費のかかる従来のリサイクル処理に代わって、コンクリート塊を資源として活用することで迅速化と経費軽減を目指す新たな可能性を検討します。
- そのために、実行委員会の中に専門家による『研究会』を設置し、毎月のコンガラ問題解決による首都復興推進セミナー(公開)及び2つの集中普及啓発イベントを開催します。
- コンガラ問題解決による首都復興推進セミナー(公開):令和3年8月~令和4年2月まで全6回
- 集中普及啓発イベント
第九回首都防災ウィークPART1(8月28日~9月5日)9日間 - メンバー:各分野の研究者、NPO、受け入れ側自治体・漁業関係者を含む最終報告書の発表
- 首都を埋め尽くす災害廃棄物、とくにコンクリート廃棄物問題(コンガラ問題)を全国の行政関係者、国民各層に伝えるため、次によってTV報道への露出を図ります。
- 中古ビル解体時の大ガラ(鉄骨の生えたままのコンクリート塊)の設置(東京都横網町公園)
- 「コンガラ問題解決」の中心装置となる「人口海底山脈」模型の制作と設置(東京都慰霊堂)
- 首都防災ウィークを通して開催する大規模関連イベントによるマスメディアへの露出と都民への周知・啓発
- 首都東京の事前復興と東北の災害復興をつなぐ「鎮魂と希望の竹あかり」プロジェクト
- 「鎮魂と希望~心に響け!首都復興世界音楽祭」
- 双方向オンラインTV放送「みらクルTV」によって全国、世界へ情報発信します。
- シンポジウム「事前復興の可能性と展望」
- シンポジウム「複合災害にも備える防災と事前復興のまちづくり」